大学通り(中央奥に JR 国立駅)
■指定されている場所: 国立市
J R 国 立 駅 を 降 り る と、 南 に 約 1.3km にまっすぐ伸びた国立市の メインストリート・大学通りが目の前に現れます。春には約 160 本の桜が咲き、夏には目にも鮮やかな新緑、秋にはイチョウの木々が黄色に染まります。 四季折々の美しさから、大学通りは新東京百景にも選ばれています。 国立駅 からこの通りを歩けば、東京とは思え ないほどの自然に囲まれた癒しの時間を過ごすことができます。
大学通りのベンチ
「大学通り」という名称の由来は、当時の国立大学町 の開発に伴い、昭和初期に移転してきた一橋大学(旧 東京商科大学)から始まります。国立市は 1952(昭 和 27)年に、「文教地区」の指定を受けています。一 橋大学や都立国立高校が大学通りに面していて、学生 たちの姿がいつも見られ、まさに学園都市といえます。通り沿いには、しゃれたブティックやカフェが若者たちの人気を集めています。通りを散 策していると、座りやすいおしゃれなベンチがあちこちに置かれているのに気づきます。
くにたちアートビエンナーレの作品
大学通りの街路樹
「くにたち朝顔市」
1大学通りでは、春夏秋冬それぞれに多彩なイベントが催されています。7 月には、国立市の夏の風物詩「くにたち朝顔市」が開催され、国立市内の農家(朝顔の里) で育てられた色鮮やかな数千鉢の日本朝顔が通りを彩ります。11 月には、「くにたち秋の市民まつり」と同 時開催の「天下市」も人気を集め、期間中は大学通り が歩行者天国になります。また、クリスマスの時期に は、国立駅前大学通り商店街が実施するイルミネーションが人々の目を楽しませています。
「くにたち秋の市民まつり」の
山車の巡業
大学通りのイルミネーション